iphoneと楽器をつなぐ用途を考えてみると、2つあります。iphoneで音が鳴るアプリケーション、例えばGarageBandを立ち上げて、鍵盤をつないで、鍵盤を弾くとiphoneから音が出る。
もうひとつは、iphoneに鍵盤やシーケンサーなど、MIDIを出す機能を持っているアプリケーションを立ち上げて、楽器(音源)をつないで、iphoneを操作すると外につながっている楽器が鳴る場合です。
iphoneに楽器をつなぐには、4つの方法があると思います。
この記事はiPhone14以前の、 iPhoneがまだLightning Cableを採用している時に書いたものです。
iPhoeと楽器をUSBで接続するに、Lightning端子と普通のUSB 端子に変換しないとなりません。USBを使いたい場合には、iPhone のLightning 端子(充電に使うコネクタ)に下のようなCamera Connection Kit を接続します。カメラコネクションキットというタイトルですが、USB のホストが接続できるようになります。
カメラコネクションキットには、USBのケーブルを刺すための端子が付いています。私の持っているこのカメラコネクションキットはUSB 1.0 のTYPE A の端子が付いています。
次の写真は、KORGのnanoKey2をつないでいます。
iPhoneに立ち上がっている鍵盤を表示しているアプリは、Appleの
GarageBand(無料)https://itunes.apple.comのアプリケーションです。
nanpKey2の左上のLEDが下の写真のように光っていれば、iPhoneがnanoKey2を認識していることを知らせています。このLEDが光っていれば、鍵盤を弾けばiPhoneのGarageBandがピアノの音を出してくれます。nanpKey2が鍵盤、iPhoneが音源になりました。
しばらく使っていると、以下のようなエラーが出ることがあります。カメラコネクションキットのエラーのようです。カメラコネクションキットの性能(?)、相性なのかもしれません。
私は、Apple純正に買い換えました。アップルストアLightning - USB 3カメラアダプタ
もし、あなたの持っている楽器がUSB 端子が無く、MIDI端子が付いていているならばiPoneと楽器をMIDIケーブルでつなぐことができます。
MIDIをUSBに変換するUSBケーブルをAmazonで調べてみると、次のような選択肢があります。(もうちょっとリーズナブルな製品もあるのですが、あまりお勧めしません。具体的には動作不安定でした。6個買いましたが2個NGでした。さらに、3byte 以上のSystem Exclusive が通りませんでした。)
MIDI ケーブルを接続するにも、上のカメラコネクションキットが必要です。カメラコネクションキットの先に、MIDIをUSBに変換するUSBケーブルを接続します。
おまけです。
iPhoneのカメラコネクションキットでMIDIインターフェースを接続するのと同様、オーディオインターフェースを接続してみました。インターフェースがどれでも動作するかはわかりません。下の写真では、「UGREEN USB オーディオ 変換アダプタ 外付け サウンドカード」というカードが接続されています。インターフェースを介してステレオピン接続で接続するヘッドフォンやマイクを接続することができました。